
全部見せます!!【家ツアー】第10弾 『ピンクの外壁とメタル少々の家』その1
今回は大阪の豊能町に建てた『ピンクの外壁とメタル少々の家』だ。少々キュートな家になっている。キュート寄りな諸君は興奮していただいて結構だろう。キュート感がしとどに溢れる千年に一度のアイドル的な外観。白い部分はバルコニーだ。そして右下にあるメタリックな部分が駐輪場だ。キュートな風貌にアクセントを与えている。
今回のブログは、いつもと趣向を変えてみることにした。
家を建てる時はもちろんの事、リフォームや部屋の模様替えにも役立つ小ネタを1つ書いてみよう。
今日のテーマは「色」だ。
先日の買い物の時の話だ。
筆者が愛してやまないショップに服を見に行った時、テニスの錦織激似の店員がすすめてくれたシャツは、
夏なのに、カーキ色
夏なのに、黒白のギンガムチェック
夏なのに、ダークグレー
というラインナップ。
『おいおい、やっこさんよ。今は夏だぜ。
どうかしてんじゃないのか!?』
と、頭をよぎったが、錦織激似いわく
「夏なのに秋冬の色を着るというのが流行なんですよ!ジョコビッチ!」
だそうだ。
素材は夏素材だが、どうしても暑そうに見える。
筆者は勝手なイメージで、夏は白やブルー、もしくは淡い色だと思い込んでいた。
色の固定観念というやつだ。
色によって我々の心は様々な影響をうけているそうだ。
赤色系は暖かく感じ、青色系は冷たく感じる。この2つの心理的な温度差は3℃程度あると言われている
3℃ってすごくないっすか!?
実際より寒く感じたり暖かく感じたり、色で季節を感じたり、食欲を増進させたり抑えたり、心に安らぎや元気をくれたり。
我々はは知らず知らずのうちに色の力を感じて生活しているのだ。
では、こんなにも影響があるのであれば、毎日生活する家、部屋に活かすことができているのか?
子供部屋、男の子はブルーで、女の子はピンク。
定番だが、間違いではない。
ちなみに筆者の部屋は白とブルーだ。
この部屋を初夏に契約したのだが、涼しげで一目で気に入った。
しかし、夏が終わり、秋に入るとなんとも寒々しい。
今年も夏が来て、この部屋のポテンシャルをようやく発揮できるというわけだ。
まあ、そんな色のイメージがわかったところで、ここからは、部屋を作るときに知っていると役に立つ色の基礎知識をお伝えしよう。
簡単に説明すると、
「あの人センスがよくね?」
「この部屋おしゃれやん?」
というのには、色の組み合わせとバランスの基本があるそうだ。
まずは、バランスだが、3種類の色をおおよそ決まった割合で配置すれば間違いない。
これで、明日からピー子に怒られなくてすむ。
名前の通り、部屋のベースとなる色だ。床や壁、天井などの大きな面積に使用することがほとんど。何にでも合わせることができる色。個性を抑えた色を使うことが多い。
アソートカラーとは聞きなれないが、言い換えれば強調色ともいう。アクセントカラーとベーシックカラーとをまとめるような役割だ。空間の25%ぐらいにするとバランスが良い。ソファやテーブル、カーテンなど、家具にアソートカラーを持ってくるのがオススメだ。
部屋全体を引き締めたり、変化をつける効果がある色だ。少量、5%程度加えるとよい。空間を引き締めたり変化をつける色なので、アソートカラーとは対比となる色を使うと面白い。
余談だが、筆者はベーシックカラー的な性格なのでアソートカラー的な人間に強く憧れを抱き、アクセントカラー的な人間に対してはものすごく嫉妬する。
実例でみると
とあるリビングでみてみる。
ベーシックカラー: アイボリー
アソートカラー: ブラウン
アクセントカラー: 黄土色
とある多目的デスクの一角だ。
ベーシックカラー: ホワイト
アソートカラー: ウッド
アクセントカラー: オレンジ(椅子)
と、いった具合だ。
ベーシックカラーは壁紙、アソート、アクセントカラーは家具にすると変更もできるのでいいのではないだろうか。
色を3色に絞って、決まった割合すると良いバランスになるというわけだ。
色合いに迷ったら試すといいだろう。
今回は、色のバランスについて書いたが、次回はそれぞれの色が持つ影響について書きたいと思う。
楽しみにしてくれ。
掲載日: 2016年06月26日
前回は色のバランスについて豪語したが、今回は色が持つパワー、人に与える影響について書こう。色のバランスとパワーを操れる能力をゲットすれば、ピー子を論破できる。がんばってくれ。
掲載日: 2016年07月11日