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今回は地震と耐震についてお話しするぞ
ウグイス今浦です
阪神大震災、東日本大震災、2016年の熊本地震、さらに2018の大阪府北部地震など、何年経っても地震の怖さを我々に教えてくれている。
2018年には、あまりの自然災害の多さに
大仏待望論がまことしやかに囁かれていたのも記憶に新しい。
しかしながら、大仏様を建てるよりも、地震が来ても壊れない家を作るほうが圧倒的に現実的だ。
賢い我々の先人は「建築基準法」という基準を作ったのだ。
1950年に建築基準法が制定され耐震基準も設けられた
当時の基準は実は激弱だったので、それ以後大地震があるたびに
と見直されてきたのだ。
そして、新耐震構造基準が1981年に改訂。
それから、現在まで新耐震基準の見直しはされておらず、現在も使われている。
と、不安で夜しか眠れないそこのあなたに説明しよう。
調査の結果、倒壊した住宅の特徴として下記の3点が挙げられた。
つまり、
新耐震基準を満たした家は壊れていなかった=現在の耐震基準で十分であることが証明されたのだ!
耐震基準は改訂されなかったが、審査が厳格になったし、現場検査が強化されることになったので、やはり大震災を経て、より安心な住まいへと確実に近づいていることは確かだ。
つまり、設計通りに正しく工事すれば、
我々は大地震が来ても人命を守れるのだ。マジ感謝。
そして地震が怖くて朝と夜にしか眠れない諸君も「耐震等級」という言葉を聞いたことがあるだろう。
実はこの耐震等級とは、先ほど説明した新耐震基準とは別で、2000年に「品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)」を基にして制定されたものだ。
地震が起きたときの倒壊のしにくさや、損傷のしにくさを3段階の等級で表したものになっている。
耐震等級のレベルを決めるのは施主様
もちろん当社が耐震についてきちっと説明するので、安心していただきたいが、その過程を踏まえた上で施主さんに等級を選んでいただく。
ちなみに、当社はやはり安全性と将来性を加味して考え、耐震等級3をおすすめしている。
しかしながら、等級レベルに応じて柱や壁の位置、間取りの自由が制限される場合もあるため、この点は御留意願いたい。
そして、お家建てたいマンに絶対お知らせしておきたいのが、
耐震等級適合住宅は等級に応じて地震保険の割引きが受けることができるのだ。
さらに、
住宅ローン控除の拡充、節税、住宅ローンの金利の優遇、補助金、売却するときの付加価値などで人気の
長期優良住宅では耐震等級2相当以上の強度が求められている。
つまり、耐震等級の高いお家だと、家族を守れるし、結果お得にもなる!ということだ。
という不安で朝と昼と夜にしか眠れないあなたに説明するぞ。
まず大事なのが、地震に強い壁=耐力壁を使うことだ。
地震で床が湾曲することを防ぐためにも床を強くする。
強い床と言われてもあまりピンと来ないかもしれないが、火打ちを用いることで可能になる。
火打ちとは、梁、桁(けた)、土台のコーナー部がしっかりと固定されるよう、斜めにかけ渡された補強材のことだ。
柱と梁を繋ぐ接合部にも耐震に強いものを。
当社で耐震等級3のお家を建てられた場合、耐震補償もついてくる
建築した家が地震の揺れによって全壊した場合、最高2000万円の建て替え費用を負担するプランをご用意。
大仏よりも現在の耐震基準を信用したくなっていただけたことだろう。
もちろん、今後も大地震が発生しないに越したことはないものの、大切な家族を守るため万が一のことは想定して家作りをしていきたいものだ。
ちなみにこないだ地震かと思ったら、隣の家のおじいちゃんのくしゃみだったぞ
掲載日: 2020年09月7日