


ガレージハウスはオレに任せろ。
車幅感覚ゼロのレポーター、グーフィーはるおだ
今日は、
「車2台停められるガレージハウスが欲しい!」
という、全国の車好きが一度は夢見るテーマについて検証していく。
ガレージハウスというと、
- 広い土地が必要そう
- 大きな家じゃないと無理そう
- 車2台なら30坪以上必要そう
そんなイメージを持つ人も多い。
しかし本当にそうなのだろうか?
今回はコンフォートで計画したプランから、
- 1階の面積が約13.5坪で
- 車2台+玄関+収納+階段
が本当に成立するのか??、を数字で検証していく!


結論から言おう。

ズバリ、
1階部分、約13.5坪あれば十分可能!
これぐらいの大きさがあれば、『車2台停め+諸々間取り』は実現する。
ただし重要なのは、「車が入るか」ではなく、「快適に使えるか」である。
車は停めて終わりじゃない

- ドアを開ける
- 荷物を下ろす
- 子どもを乗せる
- 雨の日に玄関へ向かう
- 洗車道具を取り出す
など、日常の様々な動作が発生する。
つまり人類は、車の周りでも生活しているのである。

次に車1台に必要な広さを考えよう!
車1台に必要な広さ

一般的な普通車のサイズは、
- 幅:約180cm
- 長さ:約470cm
しかしこれはあくまで車本体のサイズ。
検証:もし車のサイズぴったりで壁を作ったらどうなる?

- 人は降りられない
- 買い物袋も取り出せない
- チャイルドシートも扱えない
さらに「隣近すぎてドア開かんっ!」という、“スーパーの駐車場あるある”が、自宅で発生する!
これはぜひ避けたい
ドアを開けるスペースも必要
例えば、
- 買い物帰り
- 子どもの乗せ降ろし
- 傘をさしている時
- 荷物を積み込む時
などを考えると、快適に使うには約2.7m×5.5m程度は欲しい。
平米数にすると約15㎡、坪数にすると約4.5坪ほど
つまり、車1台で約4.5坪ほど使う計算だ。
改めて数字で見ると、車という生き物はなかなか場所を取る。
車2台になると?
当然だが、車が2台になれば必要面積も増える。
単純計算なら、約9坪ほどだが、実際は、
- 壁
- 柱
- 通路
- 玄関への動線
こういった配慮要素が増えるため、「車2台=9坪」だけでは済まない。
ここで実際のプランを見てみよう

今回検証するプランはこちら

この建物の1階面積は、約13.5坪ある。
そしてこの中に、
- 車2台分のガレージ
- 玄関
- ホール
- シューズクローク
- 階段
- 外部収納
が入っている。
まず驚くのは、本当に約13.5坪しかないことだ、さらに数字を見ていくと、意外な事実が見えてくる。
ガレージ部分は何坪?

図面を見ると、ガレージ部分の寸法は、
- 幅6.37m
- 奥行5.46m
計算すると、約34.8㎡、坪数にすると、約10.5坪。
つまり約10.5坪がガレージ、
全体の80%程がガレージ

改めて見ると、車という生き物はかなり土地を使う。
ここで気になる人もいるだろう。
「10.5坪で車2台って狭くない?」と。
10.5坪で車2台は本当に停まる?

実際のプランを見ると、ガレージの幅は6.37m。
一般的な乗用車であれば、2台並列駐車が十分可能なサイズだ。

もちろん、
- 軽自動車2台なのか
- SUV2台なのか
- ミニバンなのか
によって必要なスペースは変わる
しかし、「車2台を停めるためだけの空間」として考えると、かなり効率よく計画されていることが分かる。
残りの約3坪には何が入っている?

全体は約13.5坪、そのうち約10.5坪がガレージ。
つまり残り約3坪で、
- 玄関
- ホール
- シューズクローク
- 階段
- 外部収納
を計画している。
数字だけ聞くと、「そんなに入るの?」と思うかもしれない。
しかし実際にはかなり効率よくまとまっている。
シューズクロークが優秀すぎる
ガレージハウスで重要なのが、玄関収納計画だ。
例えば、
- ベビーカー
- ゴルフバッグ
- ヘルメット
- キャンプ用品
- 工具
- 洗車道具
などを収納できるスペースを確保する。
車好きほど荷物は増える、これは世界共通の法則である。
これらを玄関近くに収納できるだけで、暮らしやすさは大きく変わる。
外部収納も地味に強い

さらにこのプランには、外部収納も設けられている。
タイヤや脚立など、「家の中には置きたくないけど必要なもの」を収納できる。
ガレージハウスは、ただ
車を停める場所ではなく、
趣味の基地だと考えると面白い

車2台ガレージ計画でよくある失敗

ここで少し話を変えよう。
車2台停められる=成功ではない
計画次第では、住み始めてから後悔するケースもある。
失敗① 車は入るけどドアが開けにくい
図面上では停まるけど、実際は、
- 荷物が出せない
- 子どもを降ろしにくい
- 毎回気を使う
というケースがある。
繰り返しになるが、「停められる」と「快適に使える」は別物だ。
失敗② タイヤや荷物の置き場を忘れる
意外と多い、計画時は、車を停めることばかり考える。
しかし住み始めると、
- スタッドレスタイヤ
- 洗車用品
- キャンプ用品
- 自転車
- 工具
が増えていく。
収納計画はかなり重要だ。
失敗③ 将来の車種変更を考えていない
これもあるある。
コンパクトカーを前提に計画したが、数年後、「子どもが増えたからミニバンに」というケースは珍しくない。
ガレージは簡単に広げられない。
だからこそ、将来も見据えた計画が必要になる。
では、なぜ約13.5坪で成立するのか?

答えはシンプル。
1階の役割を絞っているからである。
例えば一般的な住宅では、
- LDK
- 和室
- 洗面室
- 浴室
なども1階に配置する。
しかし今回のプランでは、1階=車と玄関のフロアとして考えている。
ガレージハウスを考える人は、「何台停められるか」に目が行きがちだが、
ガレージハウスは「駐車場付きの家」ではない
本当に重要なのは、
『どんな暮らしをしたいか』

例えば、
- 雨の日も濡れずに帰宅したい
- 愛車を眺めながら暮らしたい
- バイクやDIYを楽しみたい
- 趣味道具をまとめて収納したい
など。
ガレージに求めるものは人それぞれだから、単純な坪数だけでは語れない。
約13.5坪でも十分夢は叶う
今回の検証では、約13.5坪の中に、車2台分のガレージ(約10.5坪)の他、玄関収納や階段、外部収納も計画できることが分かった。
ガレージハウスというと、
「とにかく大きな家が必要」と思いがちだが、面積よりも使い方が重要!

限られた面積でも、
- 動線
- 収納
- 車種
- 暮らし方
を整理しながら設計することで、快適なガレージハウスは十分実現できる。
なぜ一般的な住宅会社では断られることがあるのか?

ここまで読んで、「約13.5坪あれば意外といけるやん!」と思った人もいるかもしれない。

でも「約13.5坪で車2台のガレージハウスを」という要望は、住宅会社によっては難しいと言われることもあるのだ!
理由① ガレージだけで面積の半分以上を使うから
今回の検証では、ガレージ部分だけで約10.5坪、つまり、約13.5坪のうち80%近くが車のためのスペースになる。
すると、玄関エリアや階段などを限られたスペースの中で整理しなければならない。

一般的な間取りの考え方では、どうしても窮屈になりやすい
理由② 設計の難易度が上がるから
ガレージハウスは、普通の住宅よりも大きな開口部が必要になる。
つまり、壁が少なくなる。
すると、
- 柱の位置
- 梁のサイズ
- 耐震性
なども慎重に検討する必要がある。

設計の難易度は高くなる
理由③ 「できません」ではなく「どうすればできるか」が必要だから
例えば、
- 玄関はどれくらい必要か
- シューズクロークはどれくらい欲しいか
- 将来車種は変わるか
- 趣味の道具はどれくらいあるか
によって、必要な広さは変わる。

単純な坪数だけでは答えが出ない
コンフォートが考えるガレージハウス

私たちは、「約13.5坪だから無理」とは考えない
その代わり、何を優先したいのかを徹底的に整理する。
- 車なのか
- 収納なのか
- 趣味なのか
- 将来性なのか
その答えによって、同じ約13.5坪でも間取りはまったく変わる。
だから今回のプランは成立している。
今回のプランも、ただ無理やり詰め込んだわけではない。
- ガレージ 約10.5坪
- 玄関
- シューズクローク
- 階段
- 外部収納
それぞれの役割を整理しながら計画しているから、約13.5坪でも車2台が実現できている。
▼今回検証したガレージがある家はこちら
ガレージハウスに関するよくある質問

ガルバリウムと塗り壁、それぞれどのくらい長持ちする?
車1台なら最低でも約4.5〜5坪、ゆとりを持つなら6坪以上は見ておきたい。2台ガレージなら車種や駐車方法によるが、8〜12坪程度が目安になる。
狭小住宅でもガレージハウスはつくれる?
可能だ。敷地が限られていても、1階にガレージ、2階以上に居住空間を配置することで、狭小地でもガレージハウスは十分検討できる。
普通車2台分のガレージはどれくらい必要?
並列なら幅5.5m前後、奥行5.5〜6m前後はほしい。車のサイズやドアの開閉、収納の有無まで考えると、余白がかなり重要だ。
ガレージハウスは建築費が高くなる?
一般的な住宅より高くなりやすい。大きな開口部やシャッター、換気、防火、構造補強などが必要になるためだ。だが、その分「愛車を守る」「趣味を楽しむ」価値は大きい。
ガレージ内に収納スペースは必要?
必要だ。タイヤ、工具、アウトドア用品、洗車道具など、車まわりの物は想像以上に増える。ガレージは“車を入れるだけ”で考えると、あとで確実に足りなくなる。
ガレージハウスで注意することは?
排気ガス・湿気・音・におい対策は必須。居住空間と近いからこそ、換気計画や断熱、防音、動線設計までしっかり考える必要がある。
ガレージハウスは車好き以外にもおすすめ?
もちろんだ。バイク、自転車、釣り、キャンプ、DIY、ペット用品の収納など、趣味の基地としても使える。つまりガレージは、車庫であり、遊び場であり、大人の秘密基地だ。
まとめ
今回検証した結果、1階約13.5坪あれば、
- 車2台
- 玄関
- シューズクローク
- 階段
- 外部収納
をしっかり確保できることが分かった。
数字だけを見ると難しそうに感じるが、実際に図面で検証してみると意外と成立する。
ガレージハウスは、単に車を停めるための家ではない、趣味も暮らしも楽しむための空間だ。
だからこそ、
「何坪あるか」よりも、
「その坪数をどう使うか」
が大切なのかもしれない

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