家づくり相談
キッチンの収納、どうしてる？
みんなキッチン収納ってどうしてる？
- キッチンが片付かない…
- ストックの管理がしづらい…
- 家電の置き場に困る…
こんな悩みを解決するために注目されているのがパントリーだ！
パントリーに収納する代表選手は、
- 冷蔵庫に入れない保存食品
- 買い置きのストック
- 使わない家電などを置ける
『隠し収納』としても大活躍しそう！！
パントリー設置の3大メリット
- ①「家事ラク」…調理中に食材がサッと取れる
- ②「見た目」…来客時に生活感を隠せる
- ③「収納力」…まとめ買いの強い味方
上手に活用すれば、キッチンがスッキリ片付き、ストックの管理がしやすくなって家事の効率も上がる！
比較してみよう！【パントリーがある vs ない】
パントリーがない生活ってどんな感じ？
パントリーなしのあるあるはコチラ
買い出しに行った日はキッチンがパンク寸前！
ストックや買い置きの置き場がないから、買いだめは控えめ。冷蔵庫にパンパンに詰め込み生活
家電やゴミ箱が「見える場所」に集合して生活感が出る
から、スタイリッシュ家電・デザイン重視のゴミ箱を選んだり、「見せてもOK」な収納テクで誤魔化すしかない
もうパントリーしか勝たんってこと！？
【パントリーがある vs ない】を徹底比較
| 項目 | パントリーあり | パントリーなし |
|---|---|---|
| 収納力 | 食材・家電・日用品をスッキリ収納 | キッチンの収納に工夫が必要になることも |
| ストック管理 | まとめ買いがラク＆管理しやすい | 収納スペースが限られ、買い足しが面倒 |
| キッチンの使いやすさ | 余計なものをパントリーに収納し作業スペースが確保できる | スペースが足りず、作業しにくい |
| 家事動線 | 玄関→パントリー→キッチンで買い物後の片付けがスムーズ | 一部動線に工夫が求められることも |
| 必要な広さ | 0.5〜2畳（パントリーの種類による） | キッチンの収納スペースのみ |
「使いづらいな…」って後悔してしまうかも、、、！？
いいとこに気づいたな！
じゃあ次は、動線を意識したパントリー設計について解説していく！
パントリーとキッチンの距離は【1.5m】が理想！
パントリーとキッチンの動線は「1.5m以内」にしよう！
【結論】パントリーとキッチンの間は、「1.5m以内」に設計にするのがベスト！理由は動線が短くなるから、すると家事のストレス＆時間も激減する！
1.5m以内ってどういうこと？？
・人の平均歩幅は70cm
・3歩＝70cm×3歩＝約210cm
でも実際の動きは直線じゃないし、回り道もあるから実質1.5m以内が快適ライン！
なるほど！
それがコンフォートの結論ってワケやな！
「キッチン→パントリー」の配置が遠いとどうなる？
・理想の直線動線：3歩(＝約1.5m)
・遠回りなグルっと動線：6歩(＝約4.2m)
たかが数歩、されど数歩。
「お菓子取りに行くのちょっと面倒…」ってなる距離感…
近い方がいいに決まってるやん！
地味に効いてくる【時短効果】
「たった数歩」でも、毎日積み重なればすごい差に
キッチンから1日10往復するとして、1日で約30秒、それが365日続くと…
「約30秒 × 365日」を計算するとこれを時間に換算するとつまり、30秒を毎日1回、1年間続けると約3時間の時短になるのか！
たった数秒の動線が、暮らしに余白をつくる
毎日の中で“ほんの少しラクになる”ことが積み重なる＝「自分のための時間」が増える
「料理は変わらないのに、暮らしがちょっと心地よくなる」
「小さな動線の改善」が毎日の家事をラクにする！
「収納と動線の活用」の二刀流で便利さパワーアップ！！
パントリーをタイプ別に、その使い勝手を検証
あなたに合うのはどれ？パントリーのタイプは3種類！
パントリーにはいくつかのタイプがあり、家族のライフスタイルや家の間取りに合わせて選ぶことが重要！
弊社ではパントリーの種類を3種類に分けている
- ①壁面収納型パントリー
- ②ウォークインパントリー
- ③ウォークスルーパントリー
それぞれの広さや配置のおすすめはこちら
| パントリーの種類 | 広さの目安 | 配置のおすすめ |
| ①壁面収納型パントリー | 0.5〜1畳 | キッチンの背面や冷蔵庫横など、 すぐ手が届く位置に |
| ②ウォークインパントリー | 1.5〜2畳 | キッチンの隣、 または廊下とつながる空間に設置 |
| ③ウォークスルーパントリー | 1〜1.5畳 | 玄関・勝手口→キッチンをつなぐ 動線上に配置すると便利 |
使い方や家族の人数に合わせて広さを決めよう！
1つずつ施工事例とともに見ていく！
①壁面収納型：省スペースながら収納力を確保！
- 0.5〜1畳のコンパクトな収納スペース
- オープン棚を活用して見せる収納に！
- 扉を付けて「見せない収納」にする等カスタム自由自在！
- 省スペースながら収納力を確保できる
壁面収納型パントリー、
どんな人におすすめ？？
省スペースでいいからスッキリ収納したい人に。キッチン背面に収納をまとめたい派におすすめ！
実例を紹介する！
リビングの一角に現れたひょっこり覗く
ガラスブロックがアクセントになった独立したL字型キッチン。
壁面収納型パントリーでしっかり収納
奥行きを十分に取って、電子レンジなどの家電も置けるように設計した。
②ウォークインパントリー：広さを活かしてたっぷり収納！
- 1.5〜2畳程度の広めのスペース
- 扉を設けて生活感を隠せる
- キッチン家電や食材の大量ストックが可能
ウォークインパントリー、
どんな人におすすめ？？
食材や家電をたっぷり収納したい人向け。まとめ買い＆在庫管理派にぴったり！
実例を紹介する！
カラフルな小物で揃えたペニンシュラキッチン
調理器具や調味料などが手が届く所にスッキリとまとめられた、広々として便利なセパレートタイプ（Ⅱ型）キッチン。
語源はフランス語の「パンの保管庫」パントリー
キッチンの隣には、下部分にゴミ箱が置けるぐらい十分な高さを設けた可動式のパントリーを完備した。
冷蔵庫も隠せる収納力抜群のパントリー
冷蔵庫も隠せる大型パントリーを採用。
間取り図はこんな感じ
バルコニーが絶対気持ちいいに違いない広々としたLDK、オープンキッチンの奥にウォークインパントリーを設置した。
では何歩で歩けるか、確認しよう！
全体の横幅180cmのキッチン、真ん中からパントリーまでは90cmの距離となるため、約2.25歩（1歩=約70cm）となる！
▼冷蔵庫も収納して空間が整う、暮らし上手なパントリー
- 家電もスッキリ収納！
- ストック管理がしやすい！
- キッチンの生活感を抑えたデザイン！
③ウォークスルーパントリー：動線◎で片付けが最短ルート！
- 1〜1.5畳程度で回遊できる動線が特徴
- 玄関→パントリー→キッチンのスムーズな動線
- 買い物後の収納がスピーディ！
ウォークスルーパントリー、
どんな人におすすめ？？
帰宅後すぐに収納したい人や時短重視の人に。動線命な共働きファミリーに最適！
実例を紹介する！
生活感を抑え、洗練された美しさと機能性が共存するペニンシュラキッチン
外へと繋がっている勝手口がこちら
お買い物をし勝手口前に車をつけることが可能だ。
勝手口（玄関）と大容量のパントリーに直結
トイレットペーパーは代替まとめ買いしたくなるものだが、どんなストック買いも重い荷物も怖くない。
間取り図はこんな感じ
勝手口の前に車をつけ、荷物をウォークスルーパントリーへダイレクトインできる、キッチンへの動線も完璧だ！
では何歩で歩けるか、確認しよう！
買い物から帰ってきて、パントリーとキッチンに収納するまでの動線は、全て足して546cmのため、7.8歩（1歩=約70cm）となる！
パントリーとキッチンも直結
パントリーとキッチンの近さ＝家事のしやすさと言っても過言ではない。
次はこちらを確認しよう！
キッチンの真ん中からパントリーまで182cmの距離となっているため、約4.6歩（1歩=約70cm）となる！
▼勝手口とつながって家事がはかどる、大容量のパントリー
- 玄関・勝手口 → パントリー → キッチンの最短動線！
- 買い物後すぐに収納できて、冷蔵庫まで一直線！
- 週末のまとめ買いにも対応できる大容量設計！
番外編：扉付きで全部収納パントリー
誰もが憧れるアイランドキッチン
THEスタイリッシュ・ラグジュアリーキッチンのパントリーは？？
アイランドキッチンは収納設計が命！
キッチンの必須アイテムである食器棚や冷蔵庫、レンジなどが見えていると、せっかくのスタイリッシュさが半減してしまう。
全部がすっきり片付く！アイランドキッチンの収納問題を解決する方法はこれ！！
キッチンの背面にパントリー設けて、キッチンに必要なほぼ全てのアイテムが中に収納している、しかも扉付きのため、閉めればお部屋全体がスッキリして、よりシンプルで清潔感のある空間を演出できる方法だ。
間取り図はこんな感じ
左右どちらの方向からでもアクセス可能な、ぐるりと回遊できるアイランドタイプのキッチンには全収納・全隠しパントリーを設置。
では何歩で歩けるか、確認しよう！
キッチン台とパントリーの間の通路幅が91cmのため、約1.3歩（1歩=約70cm）となる！
▼扉の向こうは秘密基地！“まるっと”隠せるパントリー
- キッチンから見えない位置に設置し、生活感ゼロ！
- 買い物袋の一時置き場にも最適！
- 扉を閉めるとスッキリとした空間に！
番外編： 狭小住宅のパントリー収納
いつでもリビングの様子を確認できるキッチン
狭小住宅の2階にあるLDK、来客がある場合は扉を閉めることも可能だ。
キッチンの背後には便利なパントリーを設置
食器棚やレンジ、食材など、全てパントリーに収納されるため、キッチンがすっきりするわけだ。
間取り図はこんな感じ
リビング・キッチン・ランドリーが一直線の家事楽動線を叶えた狭小住宅のキッチンにもしっかりパントリーを設置。
では何歩で歩けるか、確認しよう！
キッチン台とパントリーの間の通路幅が118cmのため、約2.65歩（1歩=約70cm）となる！
▼空間をムダにしない、省スペース設計のパントリー
- わずか0.8畳でもストック品がスッキリ整理できる！
- 可動棚で収納力アップ！
- 調味料・食品ストックの整理がしやすい！
まとめ
今回は、「パントリー収納と動線設計の最強タッグで何が叶う？？？」について詳しいリサーチ結果と実例をご紹介した。
- キッチンをスッキリさせるなら、パントリーは必須！
- 間取りや動線を考えて、最適な配置を選ぼう！
- 動線を意識することで“時短”にも繋がる！
- 収納力だけでなく、家事ラク設計を意識！
